海蔵寺 (土浦市)
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海蔵寺 | |
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海蔵寺本堂 | |
所在地 | 茨城県土浦市沖宿町1483 |
位置 | 北緯36度04分20.5秒 東経140度15分09.8秒 / 北緯36.072361度 東経140.252722度座標: 北緯36度04分20.5秒 東経140度15分09.8秒 / 北緯36.072361度 東経140.252722度 |
山号 | 宝珠山 |
宗派 | 曹洞宗 |
創建年 | 応永年間(1394年~1427年) |
開基 | (伝) 小田治朝 |
文化財 |
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法人番号 | 1050005003075 |
海蔵寺(かいぞうじ)は、茨城県土浦市沖宿町にある曹洞宗の寺院。山号は宝珠山。
由緒
[編集]常陸小田氏9代目当主とされる、小田治朝が菩提寺として建立したとされる。応永年間(1394年 - 1427年)に創建されており、創建当時は現在の境内の背後にある台地上にあった。文禄年間(1592年 - 1595年)に現在地に移転した。創建時の宗派は明らかになっていない[1]。
移転前の境内の場所は、当寺が管理する墓地となっており、開基である小田治朝の墓所もある。治朝の戒名は「海蔵寺殿義山尊玄大居士」。
文化財
[編集]県指定文化財
[編集]- 大般若波羅密多経
- 元は巻物の教本で601巻あった[2]。それを江戸時代に織本仕立てにした。その後一部が散逸し、現在は391帖が残っている。あとがきに「承安五年」(1175年)とある。もとは沖宿町内の「鹿島神社」にありそこから「神宮寺」に移されたが、廃寺となったため当寺に移されたとされている。
- 木造 阿弥陀如来坐像
- 制作時期は鎌倉時代、頭部補修前の像高は70.1 cm[3]。頭部の肉髻(にっけい)が欠けていたが近年補修が進み、像高は高くなっている。彫は深い運慶様式。
市指定文化財
[編集]- 小田治朝の墓所
- 前述の、当寺開基の小田治朝の墓所。
脚注
[編集]- ^ 永山正『土浦町内誌』土浦市教育委員会、1989年3月。全国書誌番号:91013148。
- ^ “大般若波羅蜜多経”. 茨城県教育委員会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “木造 阿弥陀如来坐像”. 茨城県教育委員会. 2019年6月8日閲覧。